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壁面緑化 早わかり設計ガイド ― 壁面緑化の「導入までの注意点」と「工法選択」のポイント ―

建物のファサードを有効活用でき、ヒートアイランド対策の一環として注目を集める壁面緑化。
しかし、壁面緑化を実現し、また継続するためには、導入の前に十分な検討を行うことが重要です。「早分かり設計ガイド」では、「導入までの注意点」と「工法選択」についてご説明します。

04.工法選択ガイド

工法選択のためのガイド情報を、3点ご紹介します。

  • 緑化イメージ
  • 緑化イメージとコスト
  • 建物の仕上げ

緑化イメージで選ぶ

緑化の完成をいつに設定するかで、「早期緑化タイプ」「将来緑化タイプ」のどちらから
壁面緑化工法を選ぶかが変わってきます。

いつ、どのくらいの緑のボリュームが必要ですか? 想定される緑化に完成目標を設定しておくことが大切です。 早期緑化(植物を植え付けたパネルなどを設置するので、施工当初から緑のボリュームが出せます。 設置前に養生が必要なものもあります。)/将来緑化(つる植物の植付と登はんさせる資材の設置 を行い、施工後ある程度の時間をかけて緑 のボリュームを出します。)

早期緑化タイプの 工法(システム)一覧へ

緑化イメージとコストで選ぶ

壁面緑化の導入コストとメンテナンスコストの目安をご紹介しまう。意匠・景観の完成度においてグレードの高い、早期緑化タイプはコストが高く、低密度で長い時間をかけて緑化する将来緑化タイプはコストが低くなります。

  • ピクセル
  • モジュール
  • ユニット
  • ハイクライムパネル
  • ラインクロス
意匠・景観とメンテナンスコスト、イニシャルコストのイメージ図

建物の仕上げで選ぶ

設置する建物の仕上げ方法によって取り付け可能な壁面緑化システムが異なります。また専用の取り付け部材も変わります。

建物の壁面の仕上げ(および下地) 選択できるシステム

ALC壁

  • ラインクロス
  • ハイクライムパネル

鉄筋コンクリート壁(RC)

  • ピクセル
  • モジュールS
  • ユニット
  • ラインクロス
  • ハイクライムパネル

アスロック壁

  • ラインクロス
  • ハイクライムパネル

鉄骨下地

  • ピクセル
  • モジュールS
  • ユニット
  • ラインクロス
  • ハイクライムパネル

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